ラテマネー その語源は、アメリカです。毎朝コーヒーショップで買うラテとドーナツのことだとか。日本でいうと、毎朝コンビニで買うコーヒーやおにぎり、お菓子など支出をいいます。また、足りない牛乳とパンを買いに行ったはずなのに、牛乳とパンだけを買えばいいものを、予定になかったジュースやお菓子などの食料品やトイレットペーパーなどの日用品を一緒に買うこともいいます。余分な支出のことをいいます。
塵も積もればなんとやら
ラテマネーの法則 とは、コーヒーショップのトールサイズのラテ370円を毎朝買っていたときに、その毎朝ラテを買うのもやめれば、1か月で370円×30日=11,100円、1年で11,100×12か月=133,200円、貯金ができるから、これを元手に年利10%で投資すれば、32年後に2,000万円を手にすることが出来るというもの。
年利10%
果たしてそうなのか?と疑問に思った人もいるだろう。年利10%って。32年もあいだ年利10%で運用出来る人ならば、投資のプロとして、かなりにお金持ちになっているはずである。毎年13万円の資金の運用で2000万円。10倍の130万円なら2億円となるからだ。かの投資の神様ウォーレン・バフェットの生涯利回りが20%であり、2021年現在の日本の保険会社の予定利回り(生命保険の利回り)は0.25%であり、銀行の普通預金利息は0.001%という数字だ。長期間、年利10%を継続することはかなり難しいということを知っておいてほしい。月利10%なんて商材があったとすれば、他人に何万円とか何十万円で売るはずないのである。月利10%ならいくらでも銀行からお金を借りて運用すればすぐに借金は返せるし、儲けることはできるのだから。
無駄とは何か
無駄 あなたはこの言葉の意味を知っていますか。いやいや、無駄は無駄なことでしょう。お金でいうと無駄遣いのことで意味のないことにお金を使いこと。と答えるかもしれません。ちなみにGoogleで検索すると以下の通りです。
むだ【無駄・徒】
1.《名・ダナ》役に立たない(余計な)こと。効果・効用がないこと。 「出費の―を省く」
Oxford Languages
私は、無駄という言葉は、関係性を示す言葉であると考えます。目的があって、目的のために使うはずが、余分に使ってしまったから無駄というのです。目的がなければ無駄はないと考えます。先ほどの例でいうと、毎朝のコーヒーに使う370円が誰から見ても無駄とは、言えないということです。
仮の話として、江戸っ子は宵越しの金を持たないといいますが、江戸っ子が宵越しのお金を持たないために、毎日夜の0時までに財布の中身を0円にするという目的を持っているとすれば、財布の中に残った370円で一日の最後に370円のコーヒーを買うことは、無駄ではありません。目的達成のための有効な手段となります。まあ、そんな人いないと思いますがね。
まとめ
つまり、無駄遣いとは、目的達成のための使うはずのお金で余分なものを買ったときに言います。あらかじめ予定していた支出の範囲でコーヒー代370円を支出するのであれば、無駄とはいいません。もちろん、支出を抑えることはとても大切です。ですが、支出計画に余裕がないとすぐに失敗したと感じ挫折してしまいます。支出計画する際にはある程度の余裕やゆとりが大切です。
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