日商簿記1級を取ってわかった「お金の見え方」が変わる瞬間

PBへの道

こんにちは、NOKです。

突然ですが、あなたは「お金」をどういうものだと思っていますか?

「買い物に使うもの」「貯めるもの」「稼ぐもの」——そう思っている人がほとんどだと思います。

ぼくも昔はそうでした。

でも簿記1級を学んだとき、お金の見え方が根本から変わりました。


簿記1級を目指したきっかけ

学生時代にアルバイトしていたお店で「原価率」という言葉に出会いました。

売上に対して原材料費がどれくらいの割合を占めるか——その数字がお店の利益を左右する。それを知ったとき、お金の仕組みをもっと深く知りたいという気持ちが芽生えました。

大学の授業で簿記3級に触れたことをきっかけに、2級・1級へと進んでいきました。勉強を進めるうちに、簿記の世界の深さにどんどん引き込まれていきました。


どうやって勉強したか

専門学校のTACに通いました。

週4コマ、1コマ3時間。かなりハードなスケジュールです。

簿記1級は独学でも取れる人はいますが、ぼくは学校に通うことで体系的に学べたことが大きかったと思っています。

合格率10%ぐらいの試験なので、甘く見ない方がいいです。


簿記1級を取ってわかった「お金の本質」

勉強を通じて気づいたことがあります。

「お金は支払い手段であり、価値の目盛りである」

これがぼくの結論です。


複式簿記のすばらしさ

簿記の核心は「複式簿記」にあります。

複式簿記とは、すべてのお金の動きを「原因」と「結果」の両面から記録する方法です。

例えば原価6千円の商品を1万円で売ったとき:
・現金が1万円増えた(結果)
・売上が1万円発生した(原因)
・商品(在庫)が6千円減った(原価の消費)
・売上原価が6千円発生した(費用の発生)

この動きをすべて同時に記録することで、「4,000円の利益が出た」という事実が自動的に見えてきます。

単に「1万円入ってきた」で終わらせず、原価・利益まで一気に把握できるのが複式簿記のすごさです。

そしてこの記録を積み上げていくと:

・収益と費用が集計できる → 利益がいくらか計算できる
・資産と負債がわかる → 今の財産状況が一目でわかる

つまり複式簿記とは、お金の流れを通じて「事業や家計の実態をまるごと見える化する仕組み」なんです。


お金は「目盛り」だった

ここで気づいたことがあります。

お金そのものには価値はありません。

1万円札はただの紙です。でも「1万円分の価値がある」という社会的な合意があるから、みんながそれを信じて使っている。

お金は価値を測る「目盛り」なんです。

体重計の目盛りが体の重さを数字で表すように、お金は物やサービスの価値を数字で表す道具です。

この視点を持つと、お金の見え方がまったく変わります。

「お金を稼ぐ」とは、自分が生み出した価値を数字に変換することです。「お金を使う」とは、その数字と引き換えに価値を受け取ることです。

お金に振り回されるのではなく、お金を「価値を測るツール」として使いこなす。これが、お金と向き合う正しい姿勢だとぼくは思っています。


簿記はお金を学ぶ最強の入口

プライベートバンカーを目指す中でも、簿記の知識は非常に役立っています。

企業の財務諸表を読む力、資産と負債のバランスを見る力——これらはすべて簿記の基礎があってこそです。

「簿記なんて経理の人が勉強するもの」と思っていませんか?

違います。お金と真剣に向き合いたいすべての人にとって、簿記は最強の武器になります。


まとめ

簿記1級を取って、ぼくのお金の見え方はこう変わりました。

「お金は稼いで使うもの」→「お金は価値を測る目盛りであり、使いこなすものだ」

難しい話に聞こえるかもしれませんが、この考え方を持つだけで、日々のお金の判断が変わってきます。

ぜひ、お金を「目盛り」として見てみてください。

一緒に、プラバンしようぜ。

NOK

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